ブリックフィールズ（つい先日リトルインディアと改名。インドの首相が来馬するのに併せて大規模な改修工事が行われたインド人街）にあるベジタリアンカレーのお店「アナラクシミ」。毎日日替わりで様々なベジタリアンカレーを提供してます。カレー屋さんには珍しくドレスコードがありまして、大人は膝下を覆い隠す服でなければ入れてもらえません。（うっかり半ズボンでも受付けで腰巻布を貸してくれるので大丈夫！）定番のダルカレー（豆カレー）をはじめ茄子や芋、デザート感覚のマンゴーカレーまで実にバラエティ豊か。付け合せも全て野菜なので肉のカレーに慣れた人にはちょっぴり物足りない気がするかもしれませんが、たまにはこんなカレーで体を「浄化」するのも悪くないと思います。でもここで特筆すべきはその会計システム。飲み物を頼み、ビュッフェ形式で好きなだけ食べ終わったら客自身が「自分の納得する金額をレジで支払う」というシステムなんですっ！日本では考えられない料金形態でしょ？！裏を返せば自信の表れということでしょうか。この理論から言えば、極端な話自分がまずいと思って一円の価値もないと思えば支払う事はないわけで…。まぁ大体良心のある一般の方々は他のカレー屋さんの金額を参考に一人10ＲＭ～20RMの間を取るのが一般的らしいですけどね。だってここ本当に美味しいですもん♪もっと出しても良いくらい～。おっとくれぐれも取った物は残さず全て食べ切りましょうね！

友人に誘われて引越しセミナーに参加。本当は帰国直前に参加しようと思ってたんだけど帰国時には子供の受験と重なるから忙しくなるだろうし、資料だけでも貰って聞けるうちに色々と説明聞いておくのも悪くないかなぁ～、と軽い気持ちで参加。ところがっ！初っ端から凄いおもてなし。…というか「おもてなし」とは対極にあるマレーシアでの生活に疲れ切った心に「これよこれっ！やっぱり日本の企業は違うなぁ～」という久々の「感動」がそこにはあったのであります。先ずコンドから会場となるプリンスホテルまでは送迎バスがお出迎え。到着するとロビーには温かいコーヒー＆紅茶と共に数種類のクッキー、フルーツ盛り合わせのウェルカムティーが準備されており、一口食べて「美味しい～♪日本のクッキー！」と叫んでしまう程クオリティの高いその味に心を鷲掴み！セミナーも引越しの流れや梱包のデモンストレーション、個別質問タイム等と非常に分かり易くて参考になるなる。その後は下のラウンジで優雅にランチビュッフェ。メインからデザートまで品数も多くこれまた非常に充実で大満足。ランチの後はロビーで準備されたコーヒーや紅茶を持ち込んで再び会場へ。ここからはラッキードローのお楽しみタイム。予め配られた資料袋の中に入っていた番号札を手にスポンサーから提供されたボディーソープや空気清浄機、ホテルの食事券やマレーシア航空のペア往復航空券などが次々と参加者の手に…。そして〆はこの日の為に日本から空輸して取り寄せたというカステラのお土産。（しっかり刻印入ってます）送迎バスや青タクシー（ホテル専用の高級タクシー）で各コンドへ。何から何まで本当に楽しくて美味しくて感動のセミナー。久し振りに「日本」に触れて癒されました。ありがと～！来年も絶対参加するっ！と心に決めたのは言うまでもありません。

イスラム教の国とはいえ、クリスチャンもいるマレーシア。ハリラヤとは比べ物にならない程ちま～っとではありますが、どのショッピングモールでもちゃんとこんな風にクリスマスツリー＆デコレーションを施しセールもやってます。でも…日本と違ってあんまりクオリティーの高いリースやツリー、オーナメントは売ってません。それなのに高いっ！そして気付いたのはパーティードレスやパーティーバッグ、コスチュームジュエリー等が本当に沢山ワゴンで売られているのでありますっ！どのワゴンもキラキラピカピカで目が痛い。どうやら皆クリスマスにはドレスを新調してパーティーに出かけるらしいです。英会話の先生も今年のクリスマス用に新調したドレスを見せてくれました。と～っても素敵な白とブルーのグラデーションのドレス。い～なぁ～。クリスマスとはいえ着てる物は半袖＆外は真夏の日差し。とても「気分」じゃないんだなぁ…。まだケーキもチキンも予約してない。いかんいかん、この流れは子供達の手前まずいだろうな…。あぁ～この時期流れるケンタやヤマザキのCMが懐かしい…CMって凄い威力あったのね、と改めて思い知らされる今日この頃。もう少しするとサトウの切り餅や赤いキツネ＆緑のタヌキ、ドンベエなんかのCMが懐かしく感じるんだろうなぁ。

市場で購入する肉といえば豚か鳥。今迄ず～っとそうだった。でも見つけちゃいました！ラム肉＆牛肉屋ストリートを。豚肉屋の対極（市場の一番端っこの通路）にやっぱりあったのねぇ～。考えてみればここはマレー。豚肉は絶対食べないマレー人が鳥ばっかり食べてるわけじゃないもんね。レストランのメニューにもラムやビーフがちゃんとあるわけだし…。すき焼きが食べたいと思い立ち市場のどこかにきっとあるはずだと隅から隅まで歩いて探索した甲斐がありました！ラムは豚よりもちょっぴりお高め。1.5倍くらいかな…。でも鮮度も良いし「カレーにする」と伝えると骨を除いて細かくカットしてくれました。とっても親切で感じ良かったなぁ。そうそう、ラムもビーフも基本こんな感じに吊るして売ってます。ヤギの「あんよ」もこんな風に売ってます。（食べるのかディスプレイなのか不明）部位やカットの指定をして買うんだけどさすがにビーフの薄切りはしてないみたい。ぶつ切りかミンチまで。まぁ仕方ないか。すき焼き食べる文化じゃないから薄切りなんて要望も無いだろうし機械も無いだろうし…。何件かある店の中でマレー人が行列してた店がここ。でもマレー語表記でマレー語しか通じないのはさすがに痛いっす。

路地の奥まったところで見つけたパイナップルケーキ屋さん。小さいお店から立ち上る焼きたてお菓子の良い香りに誘われて隣のコマ屋さんから流れて見学。おばちゃんがこんな風に１人で切り盛りしている。焼いては箱に詰めていく様子をじ～っと見てたら試食に焼きたてをご馳走してくれた。ほど良い酸味が残るパイナップルジャム。さっくりしていて形もシンプル。ガイドブックに載っている凝った形のパイナップルケーキはただ甘いだけで硬くなったジャムを使って作る所も多く、あまり美味しいと感じた事が無かったんだけどここのは本当に旨いっ！子供達にも好評であっという間に１箱無くなってしまった。自分的には今の所ここが一番だと思っている。次回購入は4箱？それとも6箱か？って感じの美味しさです。ホント。