インドネシアでも様々な食事を味わってきたが毎日というほどお世話になったのがこの牛スープ。絶妙な塩加減が野菜とマッチして何とも良い塩梅。…というか唯一口に合う味ってとこだったかも。あとは延びたインスタントラーメンのアレンジバージョンとか甘い焼きそばとか～そんなもんばっか。そして衝撃の一品がこの「チキンソテー」。インドネシアの味付けは総じて甘い印象。（中には甘辛いのもあるけど…）メニューには「チキンソテー」と書いてあったので取りあえず「外れ無し」と踏んでの注文。ところがどっこいから揚げと茹でた野菜を皿に盛り付け甘いあんかけをた～っぷり（あんかけというかスープ？）乗せたこのプレートが運ばれて来た時は思わず「チキンソテーかい？」と確認したほど驚いた。地元の人はこれにチリソースをたっぷり乗せて食べるんだって。私は無理～！これってソロ独特の料理なのかな…

遺跡からの帰り道に水牛馬車と遭遇。車道をのっそりのっそり歩く水牛は近くで見ると想像以上に大きいという事が分かる。ガイドさん曰く「ラッキーでしたね。地元の人でも滅多にお目にかかれないですよ」との事。昔は水牛に荷物を運ばせるこの水牛馬車が主流だったそうだが、交通の発達に伴い今では数も激減したとか。大変貴重なこの１枚！何だか良い事ありそう♪

比較的市内から行きやすい場所にある遺跡。仏教とヒンドゥー教が融合した美しい建築様式でラーマーヤナをモチーフにしたレリーフや彫刻など凝った装飾が随所に施されている。野外の売店も充実。スパイスを潰す平たい石のグラインダーもサイズが色々あってこの店が一番！大きいの１つ絶対買うぞーっ、と来る前は意気込んでいたのだが実際持ってみるとかなりの重さ。マレーシアでも1つ買ったし「何個も使わないでしょ」と旦那に言われ断念。でも～国によって形違うんだよね…。

ボルブドゥール遺跡には必ず入り口で指定されたバティックの腰布を巻かなくては入れない仕組みになっている。どうやらこの腰布が「入場料を支払っている」という証になっているようで、出るまで取らないようにとガイドさんに念押しされる。なかなか素敵な柄と色。でも汗かくとシャツに色が付くのはねぇ…頂けないかな。長～い参道を歩き遺跡に登る。思ったほど広い遺跡ではないが頂上からの眺めはご覧のように美しい。頂上まで4段ある遺跡は各段ごとに意味がありその歩き方にもちゃんとルールが定められている。ガイドさんの指示に従い頂上の仏像へ参拝。ベルの穴に手をつっ込んでしっかり触ったからきっとご利益あるよね！

ジョグジャの伝統菓子数種を食してみる。いずれも素朴なおやつである。細長いワッフルのようなホットケーキのような焼き菓子は◎東南アジアでは定番ともいえるヤムイモや焼きバナナ、ういろうのようなスイーツも試してみるがいずれも飲み物が無いと飲み込めない。飲み物なしで焼き芋って食べられないでしょ？そんな感じ。ヤムイモに何で食パンなんだ？！しかも赤いジェリー＆はちみつと生姜の効いたシロップ（…というかスープ？）にドボン？温かくも無く冷たくも無い実に不思議なスイーツも取り合えず試してみる。うーん、これはどうかなぁ。シンプルだけどこのシロップを単にお湯で溶かして飲む方がいけると思うのは私だけだろうか…。