先月アクセサリーメーキングの初級講座（全6回）に縁あって参加。「材料の入手先」と「手持ちのリメイク法」を教えて下さるというコピーに惹かれて応募したこの講座。実は倍率物凄く高かったみたい。私の友達は選に漏れたというし…。先生も素人ながら（素人だから？）ツボをおさえたとても分かりやすい説明の仕方をなさるし気さくな先生の人柄もあって毎回楽しく参加。お仲間達の作品も参考になる。あっという間に講座も最終回。この日は先生が自宅から材料をどっさり持参。「皆さ～ん、沢山パーツ買ってね。この売り上げ全額日本への義援金寄付になりますから～！」というお言葉に火が付いたのか急に争奪戦が始まりまして…私も何だかんだこ～んなに沢山パーツ買っちゃいました！来週末日本人会でチャリティーバザーが開催されます。先生はここでも沢山のパーツと作品を販売するそう。勿論全額義援金寄付になります。「皆さんもいっぱい宣伝してちょうだいね」とは先生の弁。お任せくださいっ！講座は終了ですが皆「続けたいな～」という気持ちは一緒。で、サークル立ち上げる事になりました。認可下りれば再来週から。このめちゃくちゃな選別で買い求めたパーツで一体何作れるかなぁ？

4月も半ば。現在新規で赴任してきた方々に色々と引継ぎ中。日常生活に必要なあれやこれやを、思えば去年自分達もバタバタしながら「一気に」覚えてすご～く疲れた記憶が…。1年はあっという間ね～ホント早いものです。今年はカウントダウンの年。帰国までに思い残しが無いよう今年も色々チャレンジして一つ一つの体験を宝物にしていくつもりです。そんなこんなで忙しい中ではありますが、英会話の先生がナシレマのサンバルソースのバリエーションを教えて下さるというので早速材料を揃えて下準備。いざレッスン開始なりっ！ソースのバリエーションは全部で4種類。①基本のサンバルソース（イカンビリス入り）②基本のサンバルソース+トマト③基本のサンバルソース（イカンビリス無し）＋エビ＋レモングラス＋砂糖④基本のサンバルソース（イカンビリス無し）＋エビ＋レモンリーフ＋砂糖、というラインナップ。因みにイカンビリスとは言ってみれば「いりこ」ですかしら？塩味効いてて癖になる美味しさでございます♪そのまま乾煎りしてポリポリっと！カルシウムばっちりです。私の中では帰国の際大量に買って帰りたい物リストのトップ3に入ってます。①②はチリが効いて少し辛めの大人の味。③④は辛い中にも砂糖が入っているので「タイ風エビカレー」か「エビチリ」という感じ。旦那は①、私と子供達は③がお気に入りでした。ココナッツで炊いたご飯と物凄く合うのでいくらでもいけちゃう！…でも気をつけねば。マレー料理は油たっぷりこってりで若干血液ドロドロが心配な中年の体にはキツイので。英会話の先生から「今度はヘルシーな日本の家庭料理を教えてちょうだい」と言われたので来週プレゼンする事に。何たって先生が「再現」出来なきゃ意味ないしなぁ…。何が良いかなぁ～肉じゃが？きんぴら？茶碗蒸し？胡麻和えか？（レシピも英語で書かなきゃダメだよね？）うーん悩む…

いつもパンを買うベーカリー併設のケーキショップ。マレーで購入してきたケーキには悉く裏切られ「もうここでケーキは買わないっ！」と心に決めたばかり。でも気になる…「いちご大福」なる商品に目が釘付け。大福というからには中身絶対小豆餡の筈！ここのパン屋ではあん食パン（あんこが練り込まれた食パン）を良く購入するが甘さといい柔らかさといい、あんこは日本のそれとほぼ同じ。唯一納得出来る味なのである。中国人が次々買ってるし…そんなに美味しいのか？という事で私も試しに購入。大福というより求肥な感じ。少し大きいけどあんこは合格。フレッシュなイチゴも（半分だけ）入ってるし。怪しげなバタークリーム？はいらない感じなんだけど全体的なバランスから言うと合格ライン。ここのプリンもバニラたっぷりで重いんだけど美味しかったです。

…という訳でサリーを着ての記念写真に痛く感動した彼女が今度は「サリー買いたい～インド人街行きたい～」と言うので帰国前日にご案内。いつも生地屋に行く時カレーを食べる食堂、サリー＆パンジャビスーツのお店やビーズサンダル＆バッグのお店、アクセサリー屋にインドミュージック＆ビデオの専門店など。本当は生地屋、金ショップ、手芸屋、バティック専門店なんかも案内したかったんだけどとてもとても1日じゃ回り切れないので今回はサリー＆パンジャビのお店に絞り込んでのご案内。「1日じゃ全然時間足りないよ～！もっと早く連れて来てもらえば良かったよ～」と言いながらも彼女はパンジャビスーツを2着ご購入。仕立て屋に行ってサイズを手直しして袖を付けてもらって…満足して貰えたようで良かった良かった♪私も記念にビーズのサンダルを購入。これ見る度に思い出すよ。今度会う時は生地屋案内するからね～オーダー服作ろうねっ！チャイナタウンの石屋にも行こうね。いよいよお別れ。転校生の気持ちがちょっぴり分かったような気がします。寂しくなっちゃうな…。

2月・3月と日本へ本帰国する方々との送別会が連日のように執り行われた。夫の職場関係、子供の学校関係、お稽古仲間などである。特に子供の送迎をシェアして下さったママ友とのお別れには寂しさ倍増。とっても良い方でこちらに来て最初は車も無く道も全然分からない私に「車が手に入って運転慣れてからでいいよ。」と1ヶ月ほど毎日娘を乗せて連れて行ってくれてどんなに助かった事か…。帰る前に何か記念に残る事したいね、とかねてから「サリー着て写真撮りたい！」と言っていた彼女の言葉を思い出しいざ写真館へ！…でも日本と違ってレンタル衣装置いてるフォトスタジオって此処には意外と無い事が判明。基本フォトスタジオはブライダル専門。だからレンタル衣装もウエディングドレスが殆どなのよね～。ここでも「どの観光地行ってもコスプレ写真館充実の日本ってホント楽しい国だったのね～♪」と改めて実感。そんなこんなで執念深くやっと1件、1着のみサリーのレンタルを置いてある店を彼女が探してきまして。まぁ日本と違いレディボーイが施すヘアメイクの技術や時間、メイク用具にも「今時こんなの使ってるの～？！」「恐らく一度も洗っていないであろうこの汚れたブラシは大丈夫？！」と文句の一つも言いたくなるような格段の違いを感じつつも最後には「まぁ一瞬だけだから…」と自分自身を納得させ、無理やりなポージングにも何だかんだ笑顔で応じながら撮影終了。「シワ加工もサービスでします」という店員の言葉に内心化け物みたいに不自然な顔になりやしないかとビクビクしつつ「お願いしまぁーすっ！」と即答。さて仕上がりは…久しぶりにお腹抱えて笑いっぱなしの楽しい体験。この工程だけでも一生忘れない素敵な思い出が出来ました。