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2010 08,13 17:25 |
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8月10日にラマダン(断食)幕開け。イスラム教のビッグイベント。ここから約1ヶ月ムスリム達は日の出(am5時30分)から日の入り(pm7時30分)までの間食べ物はおろか水でさえ口にする事は許されない。(自分の唾を飲み込む事も…だそうです。そんな所で「熱心な信者」アピッてどうするの?と思うのは私だけ?)この時期皆イライラするから午後はタクシーに乗らない方が良いという話やラマダン明けの連休に散財するための小遣い稼ぎ(いわゆる袖の下)に警察官が頻繁に検問するから運転中は特に気をつけなければならない話はあまりにも有名。まぁラマダンにまつわる話は色々聞いてたけど、いるじゃん食べてる人~!昨日ショッピングモールのレストランで見ちゃったもんね~。後で人に聞いたらどうやら妊婦と子供だけは食べても良いそうですがあれ絶対妊婦には見えなかったなぁ…。でもさぁ、中にはこっそり食べちゃう人だっているよね?と思うのは凡人の考えか…。いやいや「宗教警察」がレストランの見回りをするのでそんな人は滅多にいないそうでして。見つかると食べた本人は逮捕。食事を提供したレストランも営業停止&300万ほどの罰金だそうです。そんなリスクを犯してまでレストランは客に食事を出さないらしいです。それにしてもIDチェックとか凄いなぁ…。ううん、むしろID自体にムスリムかどうかか記されている事の方が私には驚きです。宗教警察はこういった取締りの他にも現王族や彼らが決めた体制批判をしていないか(5人集まって政治関係の話をしているのを見つかると逮捕だそうです)、新聞はじめ様々なメディアのチェックをしているそうです。批判や都合の悪い記事の削除や書き換えは当たり前なので市民の多くは新聞を買ってまで読む人は少ないようです。この国に於いて言論の自由と宗教の自由はどうやら存在しないようですね。(昔の日本の公安を思い出しました…。)ムスリムとヒンズー、或いはカトリックの恋人達が結ばれる事無く家族に引き離されてしまう現代の「ロミオとジュリエット」の悲劇はこの国の未来に一体どの様なメリットをもたらすのでしょうか…?
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