観光市場となっているため値段設定も高めのベンタイン市場。マレーシアの市場とどう違うか参考までに見学。兎に角通路が狭いっ！2人が絶対にすれ違えない狭さを見て「スリが多いから気をつけるように」と言われるのも納得。日本人が多く訪れるのか日本語で呼び込みする店員やたら多し。でも「おに～さぁ～ん」「おね～さぁ～ん」と腕や肩を触っての呼び込みにはちょっと…抵抗を感じる。歌舞伎町の呼び込みじゃないんだからさぁ…。でも、欧米人のおじちゃんはそんな彼女達の体当たりの呼び込みにデレデレの笑顔で家電買わされてたっけ。見事に引っかかってたけど。ここではコーヒー豆を購入。軒を連ねるコーヒー豆屋さんの中から「フレーバー無し＆香り」で探して納得の品をゲット！厚地のフィルターも付けてくれて満足満足♪市場ではコーヒー豆とバイク族愛用のマスクしか買ってないけど、今回の旅ではドンコイ通りをはじめ色々な所でちょこちょこお買い物を楽しむ事が出来たので大満足！ベタなお土産の定番Tシャツに刺繍のクロス、ビーズバッグや少数民族のバッグ、オーダーメイドのハンコ等など…極めつけは写真館で記念に撮った家族写真！皆でアオザイ着て（完全コスプレだぁ～）80年代風メイクを施しカメラマンの無理やりなポージングに応えながら半日潰して撮った割りにアルバム仕立てにはなっておらずプリント写真が手元に届いたという「少し残念な」思い出もあり…またベトナム行きたいな。今度はフエの遺跡やニャチャンで殿様ダイビングも良いかなぁ～♪

バン・セオはベトナム風お好み焼き。ベトナムへ来たら「必食！」と聞いたのでタクシー飛ばしてバン・セオの専門店で試してみる。「お好み焼き」という言葉から連想されるそれとは全くの別物で、もやし・豚肉・シーフード等を薄く溶いた小麦粉でとじた感じ。オープンエアの店内？ではこんな感じに幾つものフライパンでじゃんじゃん焼き上げていきます。パリパリの熱々を千切ってきゅうりや人参等と一緒に葉っぱで巻いて専用タレで頂きます。と～ってもウマイ！のでありますがかなり大きいのでバン・セオは2つだけにしてあとは手羽先や牛肉など頼んでみました。甘辛い手羽先もこれまたいけるっ！初めて飲む「カスタードアップル（マンカウ）」のジュースもヨーグルトシェイクっぽくて飲み易かったです。こってりした甘さは疲れた体に効きますのよ～ん♪

美術博物館では1階が企画展で地元のアーティストによる作品（絵画中心）の展示。2階は歴史的価値のある陶器や装飾品、木像などの工芸作品の展示。この日はステンドグラスの修復作業中で人も殆ど見かけなかった。大変古い建物であるが至る所に施された装飾が非常に状態良く残されている。し～んとした館内はとにかく暑い…もうちょっと涼しければなぁ。螺旋階段やエレベーター、中庭など人が居ない空間でゆっくり時間を過ごすのも悪くない。

広い敷地に建つ統一会堂。屋上や庭にはヘリや戦車も展示されてます。まるで東京国立博物館のような作り。上からの眺めもご覧のとうり。アーティスティックな看板がちょっぴりレトロでお洒落。金ぴかホーおじさんも鎮座してます。像の周辺には記念写真を撮る人々の長～い列…。赤いアオザイを着た女性職員も沢山見かけました。売店…どこを探しても結局見つからなかったなぁ…ホーおじちゃんのグッズ欲しかったのにぃ～残念！

農村で田植えの合間の娯楽として始まり、豊作を祈念して祭りで披露され後に伝統芸能へと発展を遂げた水上人形劇。ハノイが発祥とされている。小さな劇場で僅か1時間足らずの上演にもかかわらず楽器の生演奏と彼らが繰り出す何役もの声が人形達に命を吹き込み、ストーリー性（田植えや祭りなど農村での様子が主）と爆竹などの演出、ライトの効果が相まって笑い溢れる大変楽しい舞台はあっという間に終わってしまった。ダイナミックな人形の動きは一体どうやって…？と見た人誰もが思っていたに違いない。しかし濁った水の中に半身を埋めて人形を操る使い手達の技はベトナムが国を挙げて保護している「秘伝中の秘伝」であるらしく、よって具体的な扱い方を聞いても「知らなぁ～い」「多分…じゃないかな？」という具合に誰もが想像の域を出ないという実に神秘的な人形劇なのである。動き的にはＮＨＫで昔やってた「プリンプリン物語」みたいな感じ。ちょっとぎこちない動きも何だか懐かしく感じた。