水上生活を営む人々（水の民）の暮らす村もちらっと見学。野良犬があちこちうろついてる。殆ど人影が無い中で村の子供達が釣りを楽しんでいる所に遭遇。笑顔がとっても可愛いくて印象的。の～んびりゆ～ったりした時間の流れ。これはこれで幸せそうだなぁ。サバ焼き（陶器）の工場がこの辺にあると聞いて来てみたんだけど結局見つけられずに終わった…。どこにあるのさぁ～？！

サバ州には今も様々な少数民族が暮らしているが、この日は首狩り族（カダザン・ドゥスン族）の村へ。途中迷いながらも優しいマレー人に助けられ何とか到着。今は「モンソピアカルチャービレッジ」という名前で一般公開しているこの施設。小規模ながらいろんな意味で中々面白い。中央の舞台ではサバの民族音楽＆舞踊の見学と体験も出来て最後にはダンサー達との記念写真もOK。何時メンテナンスされたか分からない、雨で滑る足元、穴の開いた木の板…キャノピーウォークより「ある意味怖い」吊り橋渡り。300年前に疫病が流行りシャーマンがキナバル山の石を持って来て4種類の動物の首を奉げたという祭壇や人の頭蓋骨などを見学しながら当時の人々の生活ぶりを振り返る。さっき踊っていたお兄ちゃんがささっと着替えて丁寧な説明もしてくれるのでありますよ～。実にアットホームな感じ。そしてそしてお兄ちゃん達のうち2人は多分レディボーイ？！可愛いお顔でばっちりメイク。帰りにしな～っと腰を曲げながら手を振る仕草はまさしく…。ガイドブックには載ってない穴場でございました。

いや～この時期どこも混んでるもんですなぁ…キャノピーウォークも橋の真下でまさかの40分待ち。このすぐ下にあるポーリン温泉もまた然り。雨が上がってくれたのがせめてもの救い。この吊り橋、こんな感じで木にロープで縛ってあるだけ～1度に渡れるのは10人までだっけ？でも皆大柄で大荷物しょってるし絶対橋の許容量超えてると思う…。毎年6月にロープの架け替えメンテナンスはちゃんとしてるらしい？ので取りあえずは信用するしかない。温泉は手をつけただけで早々に退散。ラフレシアスポットへと移動する。この「秘密の場所」には10才位の男の子が案内してくれるんだけど、「10分で戻ってこい」と親に言われて今日一体何回往復したんだろう、疲れてるのか無表情のままたまに溜息つきながら森の奥へと案内してくれた。花は古い終わりかけの花だったようで臭いも鮮やかさもイマイチ。それでも咲いてる姿を見れただけでもラッキーと言うべきか。そういえばこの子最初から最後まで結局一言もしゃべらなかったなぁ…。受付やってる親に比べ実際仕事してるの君だもんね。お仕事お疲れ様で～すっ！

やっと営業開始した数少ない中華系のコピで朝食。熱々の土鍋（豆腐と野菜と白身魚の塩味あんかけ風）はと～っても美味しい！ここへ来て毎日シーフード。幸せだぁ～♪この日はサバティーの茶畑を見学。マレーシアの紅茶と言えばBOHとサバ
。キャメロンのBOHと違ってあまり手入れされてない茶畑。規模も小さい。でもって観光客も少ない…。併設のティーハウスでお茶を試飲するが「茶園のティーハウスで出すお茶か？！」と腹が立つほど酷い味。だってぼってりシロップ入れた甘い甘～い普通のコピで出される味も香りも何も無い「砂糖湯」が出されるんだもんっ！「ストレート」「ノーシュガー」「ポットで出して」と再度注文。でもやっぱり味はイマイチ。きっと店員は紅茶の淹れ方知らないんだろうな…。工場も見学したけどそこでの紅茶の香りは悪くなかっただけに残念だなぁ。マレーシアの紅茶はキャメロンかな～

チャイニーズニューイヤーでボルネオのコタキナバルへ家族旅行。本当はカンボジアの遺跡を見に行くつもりだったんだけど出遅れてしまった…１ヶ月前の手配では既に航空券は完売。この国は中国人多いからな～仕方ないっす。まぁボルネオで潜るのも悪くないなと思っていたので今回は海へ！…ところが連日雨。で潜る当日の朝も大雨＆横殴りの風でやむなくキャンセル。この雨ではカヤックやリフティング等のアクティビティも断念せざるをえない。これで我が家の予定が大幅に狂う。ここは港町。市内観光っていっても1日あれば充分回れちゃうしなぁ。しかもニューイヤーでどの店も前半2日は閉まってるし。改めてこの国の経済は中国人が握ってる事を実感する。レンタカーを借りて取り合えず動物園でテングザルやオランウータンを見学。明日以降の事も考え博物館でサバ民族の歴史をちらっと勉強した後、屋台でシーフードのバーベキューを堪能する。焼き立て熱々にライム搾って塩振ってシンプルに食べるのが一番美味しい。ジモッティはこれに辛いサンバルソースを絡めて食べてたけどね～。屋台では海ぶどう？なんかも売ってたし綺麗な貝殻を売るおばあちゃんの姿も。賑やかな屋台はイカや海老、魚の焼ける美味しそうな匂いが漂ってきて、海の家に居る気分がしたな。