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2011 04,01 17:43 |
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東北関東大震災による津波の被害や原発汚染のニュースはこちらの新聞でも連日紙面のトップを飾る大きな扱い。肉屋のおばちゃん、掃除のおばちゃん、レストランなどでも日本人と知ると「家族や家は大丈夫だった?」と心配してくれる優しいマレー人達。特に興味深い記事は視点の違いなのであろう、大変な被害にあいながらも冷静かつ礼儀正しく行動する日本人の姿だ。学校の先生が生徒全員を非難させた後最後に電気を消して非難したという記事は「素晴らしい行動。考えられない!四川大地震の時、生徒を置いて教師が真っ先に逃げた中国人には到底理解出来ないだろう。」「世界最高水準のマナーと高い教育の成せる業」等その行動が絶賛された。きちんと列に並び物資を受け取る写真、避難所で狭いながらも互いに気を使い合い通り道を空けて横になる人々の写真。マレーだけでなくきっと世界中がそのような視点からも日本を見ているんだな、と外に居て改めて感じるものがある。地震なんて経験の無いマレー人にとって津波が見る間に街を呑み込んでいくあの光景は旧約聖書の「ノアの箱舟」を連想させたに違いない。パニックになって泣き叫ぶどころか互いを思いやり前を見て協力しながら前進していく姿に「尊敬」という言葉で現地の人々は称えているのである。日が経つにつれこちらでも市民レベルで義援金集めのイベントをはじめ様々な支援活動が活発化してきている。教会での献金をはじめ銀行のキャッシュコーナーでは画面表示で献金を呼びかけたり、チャリティーコンサートやダンスイベント、スタバの店頭、近所のショッピングモールでは千羽鶴企画でこんな風に義援金を集めていたりもする。勿論日本人会や大使館でも義援金協力の呼びかけやチャリティーリサイクルバザーなど皆が心を一つにして日本を応援している。遠くからでは何も出来ないけど、友達の安否も気になるけど今はせめて自分の出来る範囲で出来る事で応援したいと考えている。
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