ブルーモスク。お祈りの時間を外した平日の午後は空いている。この日は屋根の掃除をしていた。あの細～い命綱一本で大丈夫か？！落っこちそう…。入り口で履物を預けて受付を済ませる、と女子はレンタルトゥドンとバジュクロンを着せられ、案内係りと一緒に構内を見学する。このいでたちが実に暑いっ！くらくらして耳鳴りがしてくるのである。マレーの女子は皆こんな蒸れる格好してるのに汗かかないのか？！立ちくらみしないのか？！これらに対応出来る特別な何かが遺伝子に組み込まれているのか？実に不思議だ。女子は普通お祈りする場所に入る事は勿論、見る事も許されないのだがこの日は夫の職場を知ってか特別に私も内部の見学を許された。（外国人の女子がここまで入れたのは異例中の異例だそうで、大変感謝しなければならないそうだ。）高い天井に施された美しい装飾。しかも行き届いた掃除で床も鏡のようにピカピカだ。風も良く通るので非常に涼しい。マレーシアにモスクは数あれど、このモダンなブルーモスクの規模と美しさは格別だと思う。