クランのインド人街にある生地屋さん。テイラーも勿論併設。ここのスタッフは全てインドから派遣された腕の良い職人達だそう。完全分業でサリーはサリー専門、裏地は裏地専門、パンツはパンツ生地専門、糸は糸専門の職人というふうに各セクションでプロフェッショナルのアドバイスを受けながらオーダーメイドする仕組み。パンジャビなどの既製品やアクセサリー等も販売している。基本タミール語しか通じないのだが1人だけ英語が話せるスタッフが居てこの人に出会えれば通訳してもらえる。せっかくこの店の常連である英会話の先生が連れて来て下さったので私もパンジャビスーツを作る事に。表地、裏地、パンツ生地、糸、そして最後にテイラーという順に回って行く。生地の種類も実に豊富。仕上がりが楽しみだ。

つい先日まで知らなかった…不覚っ！毎週木曜の午後、コンド前の道路に路駐してひっそりと静かに営業する「肉まん屋」さんの存在を。でも気づかないよなぁ～普通。だって車は「普通の自家用車」。おばちゃんは至って「普通の主婦」のいでたち。旗を掲げている訳でもなく人が通ると目で合図を送りこちらが興味を示して近づくと徐に車から降り立ち後部を開け、発泡スチロールの大きな箱に仕込まれた商品をこの様に手際よく売り捌いてゆくのだから…。ある意味怪しげ。商品のラインナップは全て冷凍で肉まん・水餃子・焼き餃子のみ。餃子はそれぞれポークかチキンを選択出来る。たまたま木曜にランチした友人が「今日は肉まんの日だけど帰りに買っていく？」と聞いてきてその存在を知るに至った。試しにひととおり買って試してみる。全然期待してなかったんだけど結構いける！特に餃子は◎ニラもたっぷり入っていて皮ももっちり♪餃子はマレーで作ろうにも日本のように皮が売っていない。小麦粉から手作りしないとならない手間を考えたら非常に便利なアイテムなのである。今週もきっと買いに走るであろう自分の姿が目に浮かぶ…

キャメロンに住むオランアスリ（原住民）の集落。どの部族か分からないが居を構えている所を見るとどうやらここに定住している部族のようだ。ちゃんとコミュニティがあるのだろう。山道の所々に設置された売店で彼らが採取した果物や蜂蜜などを販売して生計を立てているようだ。実にシンプルな生活。こんな生活もあるんだなぁ…。

キャメロンのような高地でも土日は朝市＆ナイトマーケットがちゃぁ～んと行われるようだ。KLと違って面白いのはウツボカズラの鉢植えを売ってる花屋とモロコシ屋台。そう言えば焼きモロコシ片手に茶畑をウロウロ歩く中国人を何人も見かけたなぁ…。（この辺ではトウモロコシや筍などが良く採れるのか屋台で沢山売ってます）でも日本のそれと違って「無臭」どうやら塩も振ってないようだ。やっぱ焼きモロコシは醤油でしょ～？！香ばしい醤油の香りこそが我々の胃袋を刺激するわけで…これが無いとねっ！あぁ～海の家を思い出す。祭りを思い出す。食べたいなぁ。

キャメロンハイランドにあるBOHの茶畑。想像してたよりもこじんまりした茶畑と製茶工場。景色は良いんだけど見に来るマレー人（特に中華系）のマナーが悪すぎ。通路脇でちまっと記念写真撮る位なら分かるけど、奥の茶畑に分け入って垂れ幕被せるわ毟り取るわ…どうかと思うよ。そしてタバコ！消さずにその辺に投げ捨てるなよっ！ちゃんと管理してない茶園側にも大いに問題あり。