ホテルの朝食で頂いたベトナムコーヒー。こんな素敵な磁器のフィルターがあったなんて…知りませんでした。これ欲しいっ！（こんなに長～く生きてきたのにアルミ製のしか見た事無かったもんで…）という訳で探しましたよ♪食器専門店Qホームで見つけちゃいました！「ミンロン」社製でこれ1セット（フィルターセット＋カップ＆ソーサー）日本円で500円位。私が購入したのはこれと同じタイプでフィルター・皿・カップの縁にゴールドのラインが入った物。それでも1セット700円しない感じだったかな？と～っても可愛いのにリーズナブル！（まぁ、市場でアルミ製のは50円とか100円位で売ってるからそれに比べるとお高い方なのかもしれませんが…）お土産に一押しです。Qホームには勿論目が眩むほど高価でゴージャスなティーセットやディナーセットも目白押し。見ているだけで幸せな気分にさせてくれます。

ベトナムへ来て一番驚いたのはバイクの数とその運転。とてもマレーシアの比ではない。ベトナムの方が「数倍怖い」のでありますっ！バイクレーンが無い為、車もバイクも自転車もごちゃごちゃっと入り乱れてこんな感じ。歩道にも平気で乗り上げちゃいます。ギリギリスレスレでの追い越しやヘルメット無しで3～4人乗りは当たり前。タクシー乗ってもぶつかりそうで終始ドキドキしてました。怖くてとてもこの地で運転なんて出来ませ～ん。あ～マレーシアで良かった…。信号が無いベトナムでは当たり前の事なのか「歩行者優先」という考え方は皆無。（この辺はマレーシアと同じ）歩道に足を踏み出せばバイクや車が減速して横断させてくれるだろうという甘い考えは通用しないのであります。「彼らは決して止まらない」という事を常に頭に入れて行動しないといつまで経っても道を横断する事が出来ないばかりか、下手すると轢かれて大怪我する事にもなりかねません。（現に足や腕や頭に包帯巻いた欧米人観光客を何人か見かけました…）まぁ道を覆いつくすバイクの波に向かって足を踏み出すのは相当な勇気と覚悟がいるもんですが、横断のコツは…歩き始めたら「そのままの速度を保って」ゆっくり歩く、これしかないっ！と経験で分かりました。バイクが迫って来たからといって急に走り出してはいけません。止まってもいけません。怖くても囲まれても「そのままの速度で」ゆっくり歩けばバイクが避けて走り去ってくれるのです。ついでに手を上げて「不慣れな旅行者、渡りまぁ～す！」とアピールすれば優しいベトナム人はちゃぁ～んと避けて通してくれます♪旅の思い出№1は「道を渡れた自分」でしょう…やっぱり。

クリスマス休暇でベトナムへ。空港も至る所にツリーが飾られとっても華やか。機内食もスペシャルバージョン？！なのかチョコレートとフルーツケーキが付いたターキーのテリーヌなんかもチョイス出来ちゃいました♪そしてホテルの部屋に着いたら何とクリスマスカードが添えられたシナモンたっぷりの可愛いフルーツタルトが用意されており、旅の疲れを癒してくれました。このタルトがまた凄く美味しい～♪マレーシアに来てからスイーツには裏切られっぱなしだったので感動もひとしお…。サクサクしっとりのタルト生地は甘すぎずスパイスが程よく効いたフルーツとの相性も抜群。その繊細で泣ける味は紅茶にホント良く合う！クオリティ高かったです。さすがフランス領だっただけの事はあるなぁ～ベトナムはしっかり「おフランスの文化」受け継いでおります。これから追々ご紹介しますがベトナムはスイーツ天国！プリン・ケーキ・マカロン・アイスクリーム・チェーなどどれもこれも美味でございますよ♪

明けましておめでとうございます。気候も服装も真夏でチャイニーズニューイヤーは2月。しかもつい先日イスラム教の新年を迎えたばかりという事もあり、年末はごくごく普通の休日という感じで１日が過ぎ去ったマレーシア。それでも新年を祝う花火がいつも以上に沢山夜空に打ち上がってと～ってもと～っても綺麗でした！我が家はおせちも刺身も蒲鉾も無く、とても「正月」という気分じゃないんだけど取り合えず近所の日本料理店で頼んでおいた年越し蕎麦＆天麩羅にサラダ、野菜スープ、イカ＆里芋の煮物を作って紅白を見ながら（紅白のみしか映らんのです…）実に質素な食卓を囲んでの年越しとなりました。そして新年！お汁粉で乾杯したのでありますよ～♪これはこれでよろしいかと。（何はともあれ今年も家族全員の無事と健康を祈って。）さてさて子供達に「刺身が無い正月なんてありえないよ～！」とのクレームも来たことですし、今夜は皆で鮨でも食べに行こうかなぁ。

今年最後のお茶は龍井。それも日本から持参して大切に大切にそれこそちび～っとずつ飲んでた最後の１回分。思えば日本を発つ前の晩にホテルで淹れて飲んだのもこのお茶。あれから8ヶ月。これが最後か…と思うと今まで以上に美味しく大事に淹れたりするもんです。人間ってホント不思議。多分人間は「これが最後」という状況が目の前に迫ってくるとこれまで当たり前にそこに存在していた物や人に対して一抹の寂しさと共に愛おしさと優しい執着心が湧き上がってくる生き物なのかもしれない。今年もあと僅か。夫の転勤で生活も一変したが、我が家に降りかかった出来事も様々な人々との温かい交流も今となっては皆大切な宝物。来年も感謝の気持ちを忘れる事なく、日々そう思えるよう過ごしていけますように。皆様も良いお年をお迎えくださいね！