…という訳で名物「塩チキン」を無事ゲーット！紙に包んだチキン一羽を塩釜で焼き上げるのだが、この絶妙な塩加減が癖になる美味さなのであります。も～箸が止まりません♪

KLから車で2時間30分、キャメロンハイランドを抜けてイポーの街へ。土産物屋も無く、マラッカのような賑わいは皆無。とは言え、古くから立ち並ぶショップロットには年月を重ねた物だけが醸し出せるある種の風格と風情とが感じられる。イポーの駅前にある観光案内所（と言っても人が居るだけ。何聞いてもだんまり…）でマラッカ同様先ずはスクラッチ形式の駐車券を購入。これを車内の目に付く所に置いて止めるんだけど、忘れると駐車違反の切符切られちゃいます。結構マメにチェックしてるんだなぁ～これが…。歩いて街を散策するがまぁ～この日の暑さったら…くらくらで干乾びちゃう！文具、籠、駄菓子、玩具、漢方屋さんなど興味深い店にふらぁ～っと立ち寄る事数件。もう暑くて喉渇いて死にそうでした。でもでもイポーに着たからには「塩チキン」と「プリン」を食べて帰らなくては。この使命感だけで足を動かしてました。

タマンデサのコピにある「japanese ramen」。ここの軟骨ラーメン（7RM）が店の一押し。味噌・醤油・塩・坦々など何種類かある中、やっぱり店の看板と言うだけありましてと～っても美味しいのでご紹介。マレーシアで「美味しい」と思えるラーメンに出会えたためしが無い。だから大抵の日本人はシンガポールまで行って食べるんだろうな…。日本料理店でラーメン食べたって美味しくないのに30RMはする。それに比べるとこのラーメンは「日本で食べるラーメン」と言っても過言ではない程にスープと麺のバランスが良く、乗せてある軟骨もとろけるほどに柔らかく何より一杯の量が適切なのである。本当はパンミー（板麺）が美味しいという事で友達に連れて来てもらったコピなんだけど、冒険してみて良かったぁ～！スープもちゃんと豚骨やネギや野菜を寸胴鍋に入れて煮込んである本格派。7RMでこのレベル！美味しいラーメンが食べられるのはやっぱり魅力よね～♪

バンサーのコピにあるステーキ屋さん。インド牛12RM、オースト牛でも27RMとと～ってもリーズナブル！違いは肉の厚みと付け合せの野菜が生か冷凍ミックスベジタブルか。いずれの肉も柔らかく、熱々の鉄板に盛り付ける本格派。他にもフィシュ＆チップスやパスタなども食べられるがこちらはあまりお勧めしない。マレー味の微妙な甘～いトマトソース？や片栗粉を溶いてみじん切りした漬物を入れて固めたようなタルタルソース？に興味があれば別だけど、これどうかなぁ…。ここに来る客の殆どがステーキ頼んでる様子を見れば分かると思う。それからステーキ屋の隣のジュース屋さんで出してるレモネード、これお勧め！さっぱりした甘さで黄色いレモン（これ重要！マレーシアでレモネードを頼むと大抵緑の小さいライム入りの甘い飲み物がくるので…）がゴロゴロ入っているのでこってりしたステーキともよく合います。他にもこのコピ群には安くて美味しい物満載。マレー料理が多いけど、トムヤムクンやチキンが美味しいお店なんかもあって連日地元マレー人で大混雑。こんな所で食べる日本人はあまり居ないから好奇の目に晒されながら食べる事になるんだけど、常連になれば皆親切にニコニコ笑いかけてくれます。基本料理が運ばれてきたらお会計なんだけど、最近は受け取らないんだよねぇ。だから後で払いに行くんだけど、こんなんじゃ食い逃げする人もいるだろうなと思っていたら先日隣の席で食べてたマレー人のおじちゃん達が食い逃げする所見ちゃいました。いかんよ～！これは。まぁ、真面目な日本人は絶対そんな事しないからおじちゃん安心してね～。

プトラジャヤにあるピンクモスク。人口的に作ったこの街は、モスクだけでなく橋も有名。確かに美しい。ブルーモスクより規模は小さいけど観光名所なだけあって売店や食堂が充実。ここの名産「川海老の唐揚げ」目当てにこの日も朝から大型バスで乗りつけた中国人ツアー客がわんさか押し寄せていた。そんなに美味しいのか？と試しに食べてみる。まぁまぁいける。けど、高いぞっ！エビ2＋蟹1+イカ1で100RMとは…。中国人価格か？私もツアー客と思われたのかな？会計の時中国語で値段言われたし…。個人的にはブルーモスクの方が好きかな。ツアー客もあんまり見かけないし、売店も食堂も無いし静かに祈る人々を見ていると何だか神聖な空気が漂ってる感じがするから。お昼近くになると学校の社会見学と思しき学生達も次々来場。やっぱりプトラジャヤは抑えておくべき重要な場所なんだろうなぁ。