タイの街では朝からお坊さん達が托鉢して回る場面に出くわす事も多い。中には子供のお坊さんも。タイではどうやら立派な成人男子として認められる条件として「出家」の経験があるというのが重要らしい。厳しい修行と禁欲生活を送る本来の僧侶になる方も勿論いるが、一般的には期間限定で2年とか3年とか（兵役みたい…）出家して寺で様々な学問や修行を行うのだそう。花嫁修業ならぬ人間修行といったところか。そんな彼らに渡す「托鉢セット」が市場に売ってました！これ凄く合理的ね～スプーンまで付いてる…。そうそうお坊さんが持ってる通称「お坊さんバッグ」これ可愛いなぁ～欲しいなぁ～と思って市場に行ってみたけど、どれもこれもカラフル過ぎて結局買えなかった。自分で作れなくも無いか…なんてね。

王宮前でザクロジュースを飲む。マーケットではこんな風に様々なフレッシュジュースが可愛いビンに入って冷やして売ってるのをよく見かけます。衛生状態を考えてずーっと飲みたいのを我慢してたんだけど、この店は目の前でカットして潰してくれるのでフレッシュさは間違いなしで安心。甘くて冷たくてと～っても美味しかった！

バンコクでの移動は電車が一番。タクシーなんて渋滞にはまって全然動かないからね～。という訳で先ずは電車で船着場へ。王宮までの道。行きは船内放送も流れる少し立派な観光船、帰りは庶民の足ボートタクシーに乗ってみる。安いし景色も良いし終点だから降り忘れる心配も無い。のんびり出来るから好き。船からは教会や王宮の一部、行きかう様々なボートが見られる。どうやらボートの先に付けられた旗の色で行き先が分かるらしい。学校や仕事帰りの人々、買い物かごを下げたおばちゃんなど、おしくらまんじゅう状態ではあるがタイの生活にちょっぴり触れる事が出来るボートタクシーはお勧めです。

バンコクへ移動。市内はかなり整備されていて渋滞さえ無ければ日本と同じ。トイレも広くてかなりキレイである。ペーパーも常設だしね。マレーシアのトイレはあまりにも酷いから余計にそう思うのかな…。ただ洪水の影響で未だ街全体がにドブ川のような悪臭に包まれている。ボートタクシーの船着場付近やコンビニ前にも土嚢が積まれたまま。病気もかなり蔓延しているという噂を聞いたのでバンコクでの食事には気を使う。屋台もぐっと我慢。フレッシュジュースにも手を付けない。レストランの食事はそれでもかなり堪能出来たので良しとする。タイへ来て毎日トムヤムスープを飲んでいるのだが、店によって味が微妙に違う。（本場だけあってどの店も美味しい。）多分チリの加減ではないかと思うのだが…。好みの味を探して食べ歩くのもまた楽しい。

バスに乗って郊外へ。チェンマイ国立博物館と織物の村でランナーを見る（買う？）のが目的。この日はお寺に併設されている機場は残念ながらお休み。でも売店は賑わってました。この売店で凄く素敵なショールを見つけちゃいました。でも店の女主人が羽織ってる非売品。彼女が自分で織った一点もの。諦めきれず、無理を承知で声をかけ直接交渉。私も織物を勉強している物だと告げると快く売ってくださいました。ありがとー！大切にするからね。暑いし誇りっぽい山道をガタゴト揺られて来て疲労困憊だったけど、この布に出会えてこの為だけに来て良かったと思います。此処で例のジンソムの焼いたやつを売ってるおばちゃんに遭遇。生との違いを比べて見なければっ！と早速買い食い。かなり辛い～！パクチーが効いてて美味しいんだけどチリの種類が多分小さい青。強烈で最後まで行けなかった…。